「コジケン」って何?誰?と思われる方はたくさんいらっしゃいますが、僕もそのうちのひとりでした。「コジケン」とは小島良喜(コジマヨシノブ)、筒井賢(ツツイケン)の一文字づつをとっての「コジケン」だそうです。この二人のキャリアはなかなかのもので、みなさんだれもが知っているミュージシャンのサポートメンバーや共演を務めている実力者。 ちょっと緊張した思いで数日前に筒井賢さんと電話でお話をする機会があったのですが、めちゃくちゃ気さくな方でびっくりしました。
当日、喜界島から ASIVIに到着したお二人は終止笑顔。一緒に来られた小島良喜さんも筒井さんに負けず劣らず気さくな方で、緊張の糸はほぐれ始めたのですが、音合わせと同時に彼のピアノから流れてくる音はまさに芸術!ピアノが全く弾けない私は技術的な事は全く分からないのですが、聴いていてとても心地よくなんだか贅沢な気持ちになちゃいました。
開演前、客席でお客さんと一緒にお酒を飲んでいたお二人ですが、なにげなくステージに上がった小島さん、いきなりピアノを弾き始めました。お客さんもスタッフも心の準備ができないままに始まった訳ですが、それがお二人の狙いでもあったようで、彼らの演奏は、気合いを入れて聴くのではなく、気楽にてげてげに聴いてほしかったみたいです。実際演奏をしているお二人がだれよりも一番楽しそうにお互いの演奏と歌を聴いているようで、見ている人みんな自然に笑顔になっていました。
ただ、やっている事は凄い!ため息のでるようなピアノソロや男でも聴き惚れてしまうような筒井さんの声。会場からは「セクシーな声ね」というご夫人の声も。本当にお金で買えるのなら買いたくなるようなお声でした。あとその声が大きいいんです。マイクやスピーカーなんかいらないくらいです本当に。そこらへんもさすがプロ!
ただ残念だったのはたくさんお 客さんを呼べなかった事です。おそらく彼の事をご存知でない方は多かったと思います。実際僕もその一人でしたんで。ただライブが終わった後には筒井さんと小島さんと握手して、「次回くる時は友達をいっぱい誘ってきます。」と約束しました。それぐらいよかった、、、。ですが僕にはまだ友達があんまりいませんでした。なんだか以前にも同じような事を書いたような気がしますが。ここへ来て7ヶ月。もうそろそろ友達がほしいところです。
P.S お二人がおそろいで着ている衣装は前日喜界島で作ったという「コジケン」オリジナルトレーナー! 胸元には「ヘビーメタボブラザー」と書いてあります。入会自由らしいのですが入りたいような入りたくないような会です。